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アンブロキソール塩酸塩錠15mg「CEO」

後発医薬品
販売名
アンブロキソール塩酸塩錠15mg「CEO」
識別コード
G 228
薬価
15mg1錠 5.70円
製造メーカー
セオリア ファーマ

添付文書情報2019年08月改定(第13版)

商品情報

薬効分類名
その他の去たん剤
一般名
アンブロキソール塩酸塩15mg錠
禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
効能・効果
1.次記疾患の去痰:急性気管支炎、気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺結核、塵肺症、手術後の喀痰喀出困難。
2.慢性副鼻腔炎の排膿。
用法・用量
1回アンブロキソール塩酸塩として15.0mgを1日3回経口投与する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない(再審査対象外)。
重大な副作用
1.重大な副作用(頻度不明)1).ショック、アナフィラキシー様症状:ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、顔面浮腫、呼吸困難、血圧低下等)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
2).皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群):皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)が現れることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行う。
2.その他の副作用:次のような副作用が現れた場合には、症状に応じて適切な処置を行う。
1).消化器:(頻度不明)胃不快感、胃痛、腹部膨満感、腹痛、下痢、嘔気、嘔吐、便秘、食思不振、消化不良(胃部膨満感、胸やけ等)。
2).過敏症:(頻度不明)血管浮腫(顔面浮腫、眼瞼浮腫、口唇浮腫等)、発疹、蕁麻疹、蕁麻疹様紅斑、そう痒[このような症状が現れた場合には、投与を中止する]。
3).肝臓:(頻度不明)肝機能障害[AST上昇(GOT上昇)、ALT上昇(GPT上昇)等]。
4).その他:(頻度不明)眩暈、口内しびれ感、上肢のしびれ感。
高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
妊婦・産婦・授乳婦等への投与
1.妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。
2.授乳中の女性には本剤投与中は授乳を避けさせる[動物実験(ラット)で母乳中へ移行することが報告されている]。
取扱い上の注意
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験(室温、4年)の結果、本剤は通常の市場流通下において4年間安定であることが確認された。

1.生物学的同等性試験
健康成人男性にアンブロキソール塩酸塩錠15mg「CEO」と標準製剤それぞれ1錠(アンブロキソール塩酸塩として15mg)をクロスオーバー法により絶食単回経口投与して血漿中アンブロキソール濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
→図表を見る(PDF)


血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
2.溶出挙動
本剤は、日本薬局方外医薬品規格第3部に定められた溶出規格に適合していることが確認されている。

本剤を慢性気管支炎、気管支喘息、肺結核等の患者66例に1回1錠、1日3回、2~4週間投与し、症状を改善することが認められている。

1.肺表面活性リン脂質の分泌促進作用
アンブロキソール塩酸塩30mg/kg投与により、総ホスファチジルコリンに対する飽和型ホスファチジルコリンの占める割合は対照群に比べ有意に増加し、肺表面活性リン脂質分泌促進が認められた(正常及びレセルピン処理ラット、経口)。
2.気道液分泌促進作用
アンブロキソール塩酸塩10、30及び100mg/kg投与により、用量依存的に肥大した杯細胞数が増加し、気道分泌液の指標となる総ムコ多糖が増加した。特に、中性ムコ多糖(漿液成分)は30及び100mg/kgの用量で有意に分泌促進が認められ、分泌腺の肥大及びPAS陽性の中性顆粒(漿液成分)を増加することからも、気道液分泌促進作用が示唆された(正常モルモット、経口)。
3.線毛運動亢進作用
アンブロキソール塩酸塩10の-5乗M~3×10の-4乗M濃度をモルモットの摘出気管リングに負荷し、photoelectric法を用いて線毛運動周波数の変化を見た。負荷開始15分までは、いずれの濃度も対照群より線毛運動周波数は増加し、10の-4乗Mでは30分後、60分後、90分後に、10の-5乗Mでは、60分後、90分後に対照群に比べ有意な増加が認められた。

一包可:不可
分割:不可
粉砕:不明
製造販売会社
セオリア ファーマ
販売会社
武田薬品 

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